ムーミンの問題は不適切か?元教師に意見を聞いてみた結果 (1/2ページ)
今年のセンター試験にて、ネットでも物議をかもした問題が出題されました。ムーミンに関する問題で、ムーミンと関連性の深い地を選択させるという問題です。答えは「フィンランド」で、アニメや原作を知っている人であれば容易に解けます。しかしそもそも今の若い世代はムーミンを知らないので不適切な問題ではないかということでした。
ー問題の内容
【悲報】センター地理Bでムーミンの出身地を問う問題が出たことにより、ムーミン公式アカウントが受験生から誹謗中傷される pic.twitter.com/hL8Ifhlz2l
— ま (@kyodaiochitaaaa) 2018年1月13日問題としては、フィンランドに関する「アニメーション」と「言語」を結びつけるというものです。アニメーションには「ムーミン」「バイキングビッケ」、言語にはそれぞれの言葉がかかれており、ムーミンを知るものであれば容易に解ける問題です。
しかし、ムーミンを知らない若者にとってはムーミンそのものの意味が分からず「理不尽ではないか」という声が続出していたのです。
次第には問題やり直し論まで吹き出しているのですが、はたして若者の主張は正しいのか、せっかくなので元教師であり、秒刊サンデーのライター「わらびもち」氏に今回の意見をきいてみました。
ー元教師の意見:その1「画像から判断は難しい」
今回の問題の場合、大学入試センターでは、ムーミンの画像から、「低平で森林と湖沼が広がるフィンランド」を類推できると回答しています。また、ビッケの画像や「バイキング」の表記から「海が結氷せず、海上活動が盛んだったノルウェーやスウェーデンを含むスカンディナビア半島の沿岸や周辺海域」が類推されると回答しています。
確かに、受験生ならばそのくらいのことは判断できるだろうと思います。しかしながら、この画像の大きさからそれを判断できるかと言われると少々厳しいのではないかと思います。
ー元教師の意見:その2「悪問でもない」
次に、国がわかったとして、どのようにAまたはBとつなげるのかということになります。これも、教科書に描かれているようです。大学入試センターで言っている「語族」というものです。