小室哲哉の引退表明でホリエモンや楽しんごが週刊文春を猛口撃「すぐ潰せる」

デイリーニュースオンライン

Photo by BrianMcguffog(写真はイメージです)
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 小室哲哉(59)の19日の引退会見を受けて世論が一転、その矛先が不倫疑惑を報じた『週刊文春』(文藝春秋社)に向けられ総バッシングの様相を呈している。

 小室は会見の中で、現在もくも膜下出血の後遺症で苦しむKEIKO(45)との壮絶な介護生活を告白。症状が改善しない妻が、まるで幼女のようになっていく様を沈痛な表情で語り、「みなさまにご迷惑、心配をおかけしたという償い」として音楽活動からの引退を表明していた。

「19日の小室の引退会見以降、Twitterなどネット世論を中心に文春への一斉バッシングが始まりました。その急先鋒となっているのが実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(45)です。20日にTwitterとFacebookで『やっとクソ文春のヤバさが大衆に浸透してきたか。結局こうなるしかないビジネスモデル。誰得と言い続けてきたの俺だけ。ベッキーの頃は持ち上げてる奴らばっか。俺だけがベッキーの頃からクソ文春と言い続けてきた。こいつらは調子に乗って部数稼げてるって思い込んでるだけだから、大衆から攻撃されるとすぐメンヘラになる。すぐに潰せる』と大胆な投稿をしました」(週刊誌記者)

 ここぞとばかりに文春を非難するのは堀江だけではない。前東京都知事・舛添要一(69)は「不倫疑惑が報じられた小室哲哉が引退を表明。優れた才能がまた一つ消えていく。週刊誌による興味本位の有名人不倫報道、いつまでこんな非生産的なことを続けるのか。日本は確実に劣化していく」と指摘。お笑い芸人で整体師の楽しんご(38)も「僕の青春時代に聞いてたのがほぼ小室さんプロデュース! 特にglobe今でも本当に大好きなのに。正直どうでも良い不倫報道で世界に一つの素晴らしい才能が消されていく! 週間文春による芸能人潰し いい加減にしろよ。死ね文春! 最後に ジャブ注入」と過激な言葉で攻撃をした。

 SNS上でも「介護中の芸能人は見逃してやれよ」「去年の山尾あたりから、世間の覗き見の需要と軸がズレはじめている」「文春さん、今井絵理子的に言えば”一線を越えてます”」「小室に対して厳しすぎ。宮根に対しては甘すぎ」と報道の方向性や倫理を疑問視する声が強く上がっている。

■文藝春秋社の創始者・菊池寛はスキャンダル文豪だった?

 だが、ある文芸編集者は「文春に倫理を求めすぎ」だと一笑する。

「文藝春秋社は芥川賞・直木賞を有して近代日本文学をリードしてきました。しかし、創始者の菊池寛氏は男色趣味に加え、愛人が複数いたことを明らかになっています。第一高等学校時代に、4歳年下の美少年に同性愛的嗜好を持っていたことは自身の『青木の出京』の中にも書いている。愛人には秘書で映画『丘を越えて』のモデルとなった佐藤碧子や、『小森のおばちゃま』として有名な小森和子もいました。小森は後年『愛と性』(学習研究社/91年)の中で関係を告白しています」

 もし菊地が存命ならば、文春の恰好のネタになりそうな人生である。そもそも菊池といえば、スキャンダラスのデパート『真珠夫人』の著者でもあるのだ。それを考えれば、ベッキーに始まる一連の不倫報道も、ホリエモンの女装男子との手繫ぎデートも、さもありなんのお家芸なのかもしれない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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