勉強、事業に大忙し! 学生時代に起業を決断した人たちの経歴とは (2/2ページ)

学生の窓口

学生時、自身の就活に行き詰まった際、雇用問題、特に女性の就労環境がよくないことを知り、支援できないかと思い起業したそうです。

◯ぴあ株式会社 代表取締役社長 矢内廣氏

1950年、福島県生まれ。中央大学在学時、月刊の情報誌『ぴあ』を創刊。大学4年時に、就職するのではなくアルバイト仲間と経済基盤を作れないかと相談した結果、エンタテインメント情報をまとめた雑誌のアイディアが提案され、創刊にいたったそうです。

◯株式会社ドリコム 代表取締役社長 内藤裕紀氏

1978年、東京生まれ。高校時代から大学生での企業を目指し、京都大学在学時に、ブログサービスなどを展開する『ドリコム』を設立。事業に専念するため大学を中退、27歳の時に東証マザーズに上場。現在「ドリコム」は、人気のスマホ向けゲームを多く手掛けています。

◯株式会社エルテス 代表取締役 菅原貴弘氏

1979年生まれ、岩手県出身。東京大学入学時にすでに起業を考え、最初に立ち上げたのは2年時。その後、事業に専念するため中退。大学を辞めるときにためらいはなかったそうで、それは自分で学費を払っていたためなんだとか。

ここまでは大学時代に起業をした方々をご紹介しましたが、なんと高校生の時に起業する方もいます。当時高校生だった方々は、どんな会社を立ち上げたのかご紹介していきましょう。

◯株式会社ノーブル・エイペックス 代表取締役社長 大関綾氏

1992年、東京都生まれ。ノーブルタイの開発・製造・販売などを手掛けるノーブル・エイペックス。大関社長は、私立高校に入学しますが在学時の起業が認められず、その後、許可される都立高校を再受験。2年時に起業しました。

◯ワンファイナンシャル株式会社 CEO 山内奏人氏

2001年生まれ。個人決済サービス「ONEPAY」を手掛けるワンファイナンシャル株式会社の山内CEOは幼少期から天才プログラマーとして有名で、2016年に起業。通う高校ではしっかり勉強してから、深夜まで仕事に励んでいるそうです。その能力は孫正義さんにも認められ、孫財団の支援者の1人に選ばれました。

さて、いかがだったでしょうか。
調べていくとわかったのが、せっかく有名大学に入ったにもかかわらず、事業を優先するために退学する起業家が多いということ。そういった決断が、千載一遇のチャンスをつかみ、成功につながるのかもしれませんね。

文:佐藤充

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