草なぎ剛がNスペ主演で感じた「自由にモノを言える社会」の大切さ

アサジョ

草なぎ剛がNスペ主演で感じた「自由にモノを言える社会」の大切さ

 元SMAPの草なぎ剛が、グループ解散後、初主演ドラマとして注目されているNHKスペシャル「未解決事件」が1月27日から2夜連続で放送される。

 物語は、1987年の憲法記念日に記者2人が殺傷された朝日新聞阪神支局襲撃事件を含む「赤報隊事件」を取り上げている。草なぎが演じるのは、小尻知博記者が散弾銃で撃たれた襲撃事件発生直後から、朝日新聞特命取材班で事件を追い続けた樋田毅記者だ。

 放送を前に、同新聞社のインタビューに応じた草なぎは「自由にモノが言える社会とは何か? 考えるようになった」と話している。

 また、草なぎが印象的なシーンとして挙げたのは、樋田記者が右翼活動家に「考えの異なるものを銃で撃ち殺し、それが正義だと主張したのが赤報隊です。小尻記者に向けられた銃弾は、自由な社会を求める私たち1人1人に向けられたものだ」と訴えるセリフだったという。

 そして、ジャニーズ事務所から独立後は「僕の仕事は何なのか考えていた」そうで、樋口記者を演じることが「社会の1人として課せられた仕事」と感じたそうだ。

 芸能ジャーナリストは「草なぎの言葉は意味深長」という。

「ジャニーズという大手事務所の中で育ち、そこを離れ、厳しい現実も知ったからこその言葉と感じます。俳優・草なぎにとって独立騒動は、彼にとって決してマイナスではないと思いました」

 いまだ、苦難の中にある草なぎだが、どのような演技を見せてくれるのか、期待をもって視聴したい。

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