サンフランシスコ市の慰安婦像建設を巡る「怖い噂」

まいじつ

(C)Shutterstock
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慰安婦問題の“日韓合意”を巡って両国が騒々しくなっている。その際に焦点のひとつとなったのが、ソウル特別市にある在韓日本大使館前の歩道上に設置された国際法違反の慰安婦像の撤去だ。それにもかかわらず、その後、韓国はもとよりアメリカ、カナダ、オーストラリア、中国、ドイツに次々と慰安婦像が設置された。背後にいる勢力は韓国の団体だけでなく、大きくは中国系の反日運動団体だ。

昨年11月14日には、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市の市議会が、中国系民間団体『慰安婦正義連合』からの慰安婦像寄贈を受け入れる議案を全会一致で可決し、日本および大阪市を驚かせた。大阪市の吉村洋文市長は、サンフランシスコ市のエド・リー市長に慰安婦像の受け入れ撤回を求めたが聞き入れられず、姉妹都市解消という異例の事態に発展している。

「アメリカではサンフランシスコ市に先駆けて、2013年に韓国国外に初めて設置されたグレンデール市に慰安婦像が建立されています。これを主導したのは韓国系市民団体『KAFC』です。KAFCは正義連合の要請を受けて、元慰安婦女性をサンフランシスコ市の公聴会で演説するようアレンジするなど、中韓の反日勢力が連携して活動しています」(韓国ウオッチャー)

中国共産党も関与か

しかし、このサンフランシスコの慰安婦像設置については、不審な点が特に多いという。

「サンフランシスコの慰安婦像設置の動きが始まったのは2014年であり、翌2015年にはサンフランシスコ市議会が全会一致で慰安婦像の設置を決めています。当時はまだ『日韓合意』前、韓国の北朝鮮系反日市民団体と厳しい対立関係にあった朴槿恵政権期のことですから、韓国内の事情も複雑です。サンフランシスコ市の銅像設置への動きが具体化したのは、朴前大統領が国会で弾劾を受け、職務停止状態にあった中ですから、韓国政府は外交政策を満足に行うことができなかったのです。ちなみに文在寅政権が発足したのは2017年の5月ですから、文大統領はこの件とは無関係です」(韓国事情通)

このサンフランシスコ市のリー市長は、その後に急死している。

「市長はFBIから中国共産党とのつながりを調査されていたといわれ、表面化する前に口封じされたのではとの見方も一部で浮上しました」(在米日本人ジャーナリスト)

世界規模で歴史戦が行われているのだ。

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