大相撲初場所は栃ノ心が優勝!ところで平幕優勝とは?どれだけすごいことなの? (2/2ページ)

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栃ノ心の2018年初場所での番付は「西前頭3枚目」ですから、この地位での優勝は「前頭優勝」ならぬ「平幕優勝」ということになります。ちなみに「金星」とは横綱に勝つことですが、平幕の地位で横綱に勝つことが条件で、小結以上の三役の力士が横綱に勝っても「金星」とは呼ばれません。

平幕でありながら横綱に勝ったり、横綱や大関の勝ち星を上回って優勝するということは、それだけ大きな意味を持つことなのです。

あの貴乃花親方も!これまでの平幕優勝力士

さて、平幕の地位で幕内最高優勝を飾った力士の中には、大鵬の孫ということで注目されている納谷の父である元関脇・貴闘力、唯一の2回の平幕優勝経験者の元関脇・琴錦(現・朝日山親方)、大量の塩を撒くことで有名だった元関脇・水戸泉(現・錦戸親方)、初の外国人力士として知られる元関脇・高見山(元・東関親方)、大関陥落から平幕優勝を経て再び大関に返り咲いた元大関・魁傑(元・放駒親方)などがいます。

後に大横綱となる現在の貴乃花親方も、初優勝は平幕優勝(当時の四股名は貴花田)でした。

栃ノ心のこれからの活躍にも、ぜひ期待したいですね!

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