北アフリカ最大の神学校、モロッコ・マラケシュ「ベン・ユーセフ・マドラサ」の美しさに息を呑む (2/3ページ)

GOTRIP!

壁面の最下部はカラフルな幾何学模様のタイルに覆われ、その上にある漆喰仕上げの壁にはレースのように緻密な透かし彫りが。さらにその上は、模様が浮き出るように立体的な彫刻が施された木の日よけへと変化していきます。

中庭に隣接する空間では、アーチをもつ白壁に施された立体的な植物文様や、天井の立体装飾に目を奪われずにはいられません。

スペインにある世界遺産のアルハンブラ宮殿にも引けをとらない美しさにただただ、ため息。

ベン・ユーセフ・マドラサの空間の多くを占めるのは、かつて学生たちの寄宿舎として使われていた小部屋の数々で、1階の回廊と2階には130もの小部屋が並んでいます。

彼らが学ぶカリキュラムの中心となっていたのが、イスラム教の聖典、コーランです。

「北アフリカ最大の神学校、モロッコ・マラケシュ「ベン・ユーセフ・マドラサ」の美しさに息を呑む」のページです。デイリーニュースオンラインは、マドラサベン・ユーセフ・マドラサマラケシュイスラム建築モロッコカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る