厳寒の早朝、ラジオから流れてきた小泉今日子さんの話題を聞いて思ったこと:杉作J太狼XS「美しさ勉強講座」連載67 (1/3ページ)

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厳寒の早朝、ラジオから流れてきた小泉今日子さんの話題を聞いて思ったこと:杉作J太狼XS「美しさ勉強講座」連載67

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杉作J太狼XS先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

67時限目・厳寒の早朝、ラジオから流れてきた小泉今日子さんの話題を聞いて思ったこと

 小泉今日子さんが事務所からの独立と不倫の発表をされたそうだ。今日の朝、寒くて目が覚めた。からだが氷のようになっていたのでこれは風呂にでもいくしかないなと思い車に乗って近くの温泉に向かった。大きな月が天高く出ていた。まだ夜が明けてなかったのである。

 俺がめざした温泉は朝の六時からやっているのだ。その温泉に向かう途中に聞いたラジオで生島ヒロシさんが小泉今日子さんの独立、そして不倫について話していた。

 聞いていて独立と不倫に因果関係はないように俺は思った。不倫に関しては不倫していますということを伝えたいのではなく、すでに伝えられている、週刊誌とかが勝手に報じていることのなかに誤りがある、というのが大きな意味だろうと思った。

 お相手は俳優の豊原功補さんだということで、俺はその名前を聞いた瞬間、こころに温かなものを感じた。

 豊原功補さんとは佐藤佐吉監督の映画で共演させてもらった。出番は別だったので会ったのは映画館の舞台挨拶が初めてだった。

 短い時間ではあったが。「俺は知らないよー」と豊原功補さんは言うかもしれないが当方は完全にスイングしたと感じた。こころがシンクロしたといってもいい。一瞬でわかるレベルの清々しさだった。

 ざっくりとした、大きくて愉快な、そしてあたたかなこころを持つ男だった。

 俺もそうありたいと思ってる。あたたかなこころというのは生まれつき人間に備わっているものではないかもしれない。誰かに教えられるだけでは得られないものだと思う。涙と苦しみと我慢と。歯をくいしばって。困難な道のりの過程で、あるいはその果てで、得られるものだと思う。生まれつきざっくりした男というのもたまにいるがそういう男が周囲に及ぼすのは不快感である。生まれつき愉快な男というのはいないと思ってるがもしいたとしたらそれも周囲は不快だろう。豊原功補さんはそうではない。とことん愉快だった。

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