「高次脳機能障害」気づきにくいからこそ、みんなでサポートしませんか (3/5ページ)
表面上は麻痺などの後遺症もなく社会復帰を果たせたように見えても、社会生活に大きな問題を抱えるケースが多いです。
周囲からは、病気やけがで退院したら「人が変わったようになった」という程度の認識しか持たれないパターンもあり、うまくいかない社会生活に悩む患者や家族が大勢いるのです。
高次脳機能障害のリハビリ・介護について

残念ながら、一度障害を受けた脳が元に戻ることはほとんどありません。高次脳機能障害の治療は、それぞれの症状に合わせたリハビリが主となります。
症状やどの程度の障害なのかは、人によって異なりますので、リハビリの方法もそれぞれ異なります。まずは、食事や入浴など、あまり思考力を必要としない行動から始め、徐々に料理や買い物などの思考力を必要とする訓練を始めます。
しかし、焦りは禁物です。高次脳機能障害の人は、慌てやすく、怒りっぽくなることが多いです。リハビリがうまくいかないからといって、責めるようなことはせず、ゆったりとした気持ちで進めていきましょう。