「でも、起業って大変じゃないの…?」と思う人に。一番大事なお金との向き合い方 (3/3ページ)

新刊JP

「企画書をしっかり書かないと相談なんてできない」とか「アイデアは練りに練らないとダメだ」と思っているケースがありますが、それだと中々前に進まないです。

誰かにアイデアの段階から話せれば色々な可能性を考えることもできますし、話すことでアイデアの輪郭がはっきりしてくることもあるので。お金があることよりも仲間が周りにいることのほうが大事だと思います。

――本書には、読者プレゼントとして「お金の使い方事例集」というダウンロード特典がありますが、こちらはどのような内容になっているのでしょうか?

今井:実際に起業をした人から「どんなふうにお金を使ったか」ということをインタビューで聞いています。

たとえば、ダンススクールを立ち上げた人のお話を聞いているのですが、ほとんどお金をかけずに始める方法を話していただきました 。ダンススクールというと、設備の整ったダンススタジオを借りて、それなりに宣伝をして、というイメージがあると思います。でも、その方は、公民館の一室を借りて、音楽をかける機材はスマホ、教える人数も最初は数人から始めれば良いよ、とおっしゃっていました。これなら副業から始められます。本人にダンスの技術さえあればできるわけです。
生徒さんたちが上手くなると、口コミで広がっていくそうです。
こういった実際の事例を紹介して、「起業にはお金がかかる」という思い込みを払拭してもらうための特典になっています。ちなみに、この特典は徐々に内容を増やしていく予定なので、すでにご覧になっている方も時々チェックしてもらえたら嬉しいです。

――最後に、起業についての「お金」で悩んでいる読者の方々にメッセージをお願いします。

今井:「起業にはお金がかかる」というのは思い込みでしかないので、まずはお金がかからない方法を探してほしいですね。

以前、「地方で開催される起業セミナーに参加したいけれど、旅費がないから行けない」と言っていた方がいました。でも、その気になれば旅費をかけずヒッチハイクで行くこともできます。
「ヒッチハイクをしてでもこのビジネスを始めたい!」と思えるような、自分が情熱を注げるビジネスを見つけ出し、小さくてもいいので「今できること」から行動を起こし、「お金にとらわれない起業」をしてほしいと思います。

(了)

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