仮想通貨騒動で吉本興業が「内部調査」実施へ

まいじつ

(C)Shutterstock
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吉本新喜劇の座長を務めている小籔千豊が、2月5日におこなわれた『吉本新喜劇全国ツアー』の発表会見で、吉本興行の芸人のあいだで大ブームとなっている仮想通貨への投資に関して証言した。

小藪はビットコイン暴落前の高値で売り抜けた芸人の有無を聞かれると「利益確定売りでお金(円)に替えたというという話は聞いたことがないです」と語り、「一時(平成ノブシコブシの)吉村が、というニュースもありましたが、下がってうなだれているんじゃないですか」と話した。

吉本芸人に仮想通貨投資を“布教”してブームを起こしたのが、たむらけんじだといわれていることについては「ほかにも“4派”ぐらいあると思います」と証言。ただし、たむらに関しては「多分(副業)ビジネスのレトルトカレーでだいぶもうかっている」と予想し、「たむらさんが微妙に表情を変えるのは、焼き肉店の売り上げのアップダウンの方です」と解説した。

「吉本興業の所属タレントのなかに大損した者がいれば、芸能活動に差し障りが出ることも考えないといけません。たむらのほかに自然発生していた“派閥の長”が誰かをあぶりだして事情を聴取するようです」(芸能関係者)

「ネタ作るより投資した方がええやんけ」

たむらは『仮想通貨勉強会』なるものを定期的に行っており、『ナインティナイン』の岡村隆史がラジオ番組で誘われていたことを明かしている。

「一時期、『そんなにもうかるのならネタを作っていたより投資した方がええやんけ』という空気が芸人のあいだで蔓延し、それを吉本興業関係者たちは苦々しく思っていたのです。ですから、隠れキリシタンならぬ“隠れ仮想通貨投資家”も今回はあぶりだされて、もう投資は控えめにするようにと説教されるようです」(同・関係者)

たむらは「無理に投資しないように注意を喚起していた」と主張しているという。

「もしも財産を数百万円単位で失っているタレントがいたとして、損をした穴を埋めようとして勝手に営業をされたりしたら、吉本興業としては困るわけです。そうした事態を避けるための措置をしっかりと取るはずです」(同・関係者)

なかには「悪いことをしているわけではない」という意見もある。吉本興行内部での“自浄作用”は働くのだろうか。

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