早過ぎる有賀さつきの死に戸惑いを見せる芸能人たち
元フジテレビアナウンサーの有賀さつきの突然の死に、芸能関係者たちがショックを受けている。有賀の死因は本人の遺志で明らかにされず、家族にとっても突然の死だったようだが、本人は死期を悟っていたようだ。
有賀は1988年にフジテレビに入社。同期入社の八木亜希子、河野景子という3人でフジテレビの黄金期を支えた。結果的には、病魔と闘いながら最後までテレビでは笑顔を見せていたことになる。
「有賀さんは病気のことを誰にも伝えずに、闘病生活を送っていたようです。周囲から痩せ過ぎを指摘されると『ダイエット』だと言ってはぐらかしていました。有賀さんの父親によると、今年に入ってから心配して検査を勧め、先月中旬に入院。亡くなる3日前には見舞って『痩せ衰えてはいたが、検査入院だと思っていた。そろそろ退院かと思っていたので、全く予想外。電話を受けたときは、わが耳を疑った』と振り返っていました。そして『父親として本当に彼女らしい人生だったと思う。自分の意志ですべてひとりでやって来た。その強さ、独立独行してきた人生。少し早過ぎますが、本当にありがとうございます』と、誰からも愛された愛娘を思いやっていました」(芸能記者)
「終活」をしていたという有賀
周囲に病気を告げなかった有賀だが、病状の重さは悟っていたようだ。仕事は昨年末までにすべて整理し、年明けのオファーなどは家族の介護などを理由に断っていたという。関係者によると、銀行口座をはじめ、本人でないと解約できない各種口座などを整理していたといい、残された人間に迷惑が掛からないようにしていた。ただ、長女のことは最後まで気に掛けていたという。
「有賀さんについては、芸能界で親交のあった面々で偲ぶ会が開かれる予定です。同期の八木や河野、フジテレビのプロデューサー、大手芸能事務所の幹部らも集まって故人を悼むといい、悲しい会になりそうです」(芸能関係者)
有賀の早過ぎる死に、周囲の戸惑いは大きい。