モロッコに残る世界遺産のポルトガル都市、アル・ジャディーダのメディナを散策 (3/3ページ)

しかし、現在ここに暮らす人々のほとんどはイスラム教徒。礼拝の時間になると、やはりモスクからアザーンが流れます。ポルトガル人が残していった南欧的な建造物と、アラブ的な風景が同居するアル・ジャディーダの町には、どこか現実離れしたような不思議な空気が漂っています。

その一方で、アル・ジャディーダのポルトガル都市は、生きている世界遺産。現在も3000ほどの人々がここで日常生活を送っています。

モロッコのメディナというと「人とモノで溢れるカオスな場所」というイメージがありますが、アル・ジャディーダのメディナは時間が止まったかのように静か。ひっそりとした路地を歩いていると、本当にタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。

およそ300メートル四方のごく小規模なメディナだけあって、「住民みなが知り合い」といったアットホームな雰囲気があり、ここに暮らす人々はみな親切でフレンドリー。強引な客引きもなく、心安らぐゆったりとしたひとときが過ごせます。

モロッコに今も残る世界遺産のポルトガル都市。一時間もあれば周れてしまうような小さな町ですが、その独特の風景と心地良い空気にきっとあなたも魅了されることでしょう。
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