小林聡美、視聴率ガタ減りの「anone」で唯一輝いているワケ

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小林聡美、視聴率ガタ減りの「anone」で唯一輝いているワケ

“最旬”女優の呼び声高い広瀬すず主演のドラマ「anone」(日本テレビ系)の視聴率下降が止まらない。初回9.2%から始まり7.2%、6.6%、6.4%とみごとに右肩下がりが続いているのだ。

「一部では5%台まで落ち込むのも時間の問題ではないかと指摘されていますが、そんな中で高く評価されているのが小林聡美です。小林は“入れ替わりモノの元祖作品”と言われる1982年公開の映画『転校生』で主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。88年から放送されたドラマ『やっぱり猫が好き』(フジテレビ系)で三女・きみえを演じて個性派女優としてブレイクして、その後も飄々とした我が道を行く女性像を数々演じていましたが、今作ではどこにでもいそうな女性『るい子』を演じ、注目が高まっています。るい子は夫や息子、義理の母とうまくコミュニケーションがとれず、過去に亡くした娘を心のよりどころとして生きていますが、そんな姿にネット上では『ウチも息子とあんな感じ。生きている息子より死んだ娘を大事にする気持ちがよくわかる』『孤独感は現実では癒せない』など、共感の声があがっているようです。しかし、それと同時に『娘の幽霊まで出てきて、もうわけがわかんない』『これはファンタジー作品?』といった声も少なくないようです」(テレビ誌ライター)

“オトナかわいい”衣装も注目されている小林。ドラマが進むにつれ「あれはそういう意味だったのか」と過去の伏線がわかってくるのが持ち味の坂元裕二脚本なだけに、小林の健闘に期待したい。

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