平昌冬季五輪 にっぽん選手メダル候補「直前ガイド」 (2/5ページ)

週刊実話


 「早くもプレッシャーに圧し潰されたという印象を受けました。非常に真面目な彼女は、メンタルに問題を抱えたまま本番を迎えることになりそうです」(同)

 一方、男子シングルでは連覇の期待がかかる羽生結弦(23)が金メダル最右翼。気がかりなのは、11月のNHK杯の練習中、転倒で負傷した足首の状態だ。
 「ぶっつけ本番なのは不安ですが、滑れる状態だと聞いています。ブランクはありますが、あのレベルのスケーターにはそこまでの影響はないはず」(記者)

 そんなエースに肉薄するのが、史上初めて4回転フリップを成功させ、金メダルを狙えることを証明した宇野昌磨(20)だ。
 「個人的に応援するのは宇野選手。彼がフィギュアを始めたのは、子供の時に名古屋のスケート場で、当時中学生の浅田真央に『フィギュア、やらない?』と誘われたのがきっかけ。浅田がついに手にできなかった金メダルを獲れれば、これ以上感動的なストーリーはありません」(民放の五輪担当ディレクター)

 もちろん、羽生の復活金もドラマチックだ。日本人にとってはいずれも楽しみな展開になりそうだ。

★スピードスケート 99%金確実なあの選手の“感動ドラマ”

 前回のソチでは屈辱のメダル0個に終わり、1984年のサラエボ五輪以来続いていたメダル獲得を逃したスピードスケート陣。今回は一転してメダルラッシュの陣容となっている。
 中でも、女子500メートルと1000メートルで絶対的大本命なのが、選手団主将を務める小平奈緒(31)。2016年10月から国内外レース24連勝中。しかし、そんな彼女を先月、ショッキングな出来事が襲った。
 「1月20日、自宅で亡くなっているのを発見されたソチ五輪の500メートル、1000メートルに出場した故・住吉都選手は、彼女の信州大学の同級生。ライバルであり、それ以上に親しい友人でした。小平は強いメンタルの持ち主ですが、今回の件は相当こたえた様子。
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