平昌冬季五輪 にっぽん選手メダル候補「直前ガイド」 (1/5ページ)

週刊実話

 ついに開幕する平昌冬季五輪。一時は「建設が間に合わないのでは?」と心配された各競技場も昨年末には完成。しかし、韓国内での注目度はイマイチで、チケットの売れ行きは低調。さらに観客や大会関係者の需要をアテにして高額な宿泊料金を設定した地元のホテルは、世界中から“ボッタクリ”と批判を集めた。
 さらに、ドーピング問題でロシアが出場停止。ギリギリになって選手団派遣が決定し、女子アイスホッケーには南北合同チームで参加する北朝鮮、と平昌五輪をめぐる話題は尽きない。
 そんな冬季五輪で、期待の日本人選手の最新情報や裏エピソードを関係者の証言を交えて紹介しよう。メダルを賭けて戦う選手に熱いエールを送る!

★フィギュアスケート 男子は羽生・宇野が◎、女子は苦戦

 今や日本のお家芸となったフィギュアスケート。最も人気のある競技といっても過言ではないが、女子シングルの出場枠は前回のソチ五輪の3から2に減少。宮原知子(19)と坂本花織(17)の10代コンビに期待がかかるが、「過去3大会の代表選手と比べて実力的に劣り、今回は厳しい」とはスポーツ紙の五輪担当記者の弁だ。
 「IOC(国際オリンピック委員会)がロシア人選手の個人参加を認め、世界選手権2連覇のメドベージェワ、欧州選手権優勝のザギトワなどメダル候補の選手たちが出場するからです。実力的にいえば、2人の日本人選手は入賞を狙えるレベルで、メダルには自己最高点の演技が必須。ただし、ダークホース的な存在ながら代表の座を勝ち取った坂本選手は、先日の四大陸選手権で初優勝を遂げ、驚くべきスピードで成長しており、この調子をキープできれば表彰台も十分あります」

 コーチとのやりとりがまるで漫才のようで、常に笑顔を絶やさない“花織スマイル”で知られる坂本。だが、トラブルも抱えている。
 「一昨年から右足薬指と小指の間のウオノメに悩まされており、四大陸選手権中に悪化したことを告白しています。それほど負荷がかかる場所ではありませんが、絶好調に水を差しかねません」(フィギュア関係者)

 また、宮原知子は四大陸選手権の前半SPで首位に立ったが、後半FPでの失敗ジャンプが響いて3位に沈んだ。しかも、大会後の会見では「あんまり自信がなくて…」と涙を流した。

「平昌冬季五輪 にっぽん選手メダル候補「直前ガイド」」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧