スキージャンプ葛西紀明のヘルメットに込められた「思い」とは?

アサジョ

スキージャンプ葛西紀明のヘルメットに込められた「思い」とは?

 2月8日、スキージャンプのノーマルヒル予選に出場し、正式に8度目の単独冬季五輪出場が認定された葛西紀明選手。レジェンドとして金メダルを目指す葛西選手のウエアには、さまざまな秘密が隠されているという。

「浮力とスピードを上げるように、ザラザラな素材とツルツルの素材が混在した作りになっているそうです」(週刊誌記者)

 空気抵抗を受けないようにウエアの素材にまでこだわる葛西選手だが、実はその高性能を無にしかねないような失態があった。なんと予選では首もとのファスナーを開けたまま飛んでいたというのだ。後になって気付いた葛西選手は「ファスナーが閉まっていたらあと5メートルは伸びた」と冗談を交えて語っていたというが、レジェンドでさえも緊張をするということだろう。

 しかし、それ以上にファンの注目を集める、愛妻家らしい葛西選手ならではのアイテムがある。

「それは、葛西選手のヘルメットです。ソチ五輪の時にはヘルメットに描かれた朱雀の目のなかに奥様のイニシャル『R』が書き込まれていました。奥様と一緒に飛ぶという思いが込められていました。今回も朱雀が描かれているのですが、16年に長女・璃乃ちゃんが生まれて2羽になった。そしてそのどちらにも、奥様とお子さんのお名前のイニシャル『R』が入っているのだそうです」(スポーツライター)

 ノーマルヒル個人の決勝は2月10日。家族と1つになったジャンプで、日本にメダルをもたらしてくれることを期待したい。

(伊藤その子)

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