貴乃花一門「まさかの分裂」怒号内幕(3)執行部vsアンチ派が暴露合戦 (1/2ページ)

アサ芸プラス

貴乃花一門「まさかの分裂」怒号内幕(3)執行部vsアンチ派が暴露合戦

 さらに水面下では、理事選直前まで、相撲協会の八角理事長体制に対する擁護派とアンチ派による暗闘が繰り広げられてきた。貴ノ岩暴行事件で地に落ちたイメージを払拭するために躍起になってきた相撲協会だったが、それをあざ笑うかのようにスキャンダルが次々と発覚。相撲協会の執行部も相次ぐマスコミリークに“内通者”の存在を指摘。さながら情報戦の様相を呈していたのだ。

「年明けには立行司のセクハラに始まり、初場所中には大砂嵐(25)の無免許運転までが発覚。さらには所属力士による暴行事件を春日野親方(55)が隠蔽していたことまで報じられた。行司のセクハラ騒動は明らかに内部からリークされたもので、次期理事長を狙っている春日野広報部長も不機嫌な様子だった。そして追い打ちをかけるように暴行隠蔽がすっぱ抜かれた。実はその直前の貴乃花一門会の会合で貴乃花親方が『いい情報が入ってきた』とほくそ笑んでいたといいます」(相撲担当記者)

 叩けばホコリまみれの相撲界ではその後もスキャンダルの応酬合戦が続いている。執行部側の不祥事が続いたかと思えば、お次は貴乃花親方の右腕と言われる立浪親方(49)の銀座ホステス愛人との密会が写真週刊誌にスクープされたばかり。

「イケメンの立浪親方は“角界の暴れん坊将軍”と呼ばれ、女グセが悪いことで知られている。いまさら女性問題など、驚くようなスキャンダルとは言えないが、写真誌に直撃を受けた際、立浪親方が『こんなことをして誰が得するんだ』と一喝したのが象徴的でした。まさしく今回の醜聞リーク合戦のターゲットになってしまった証左と言えるでしょう」(相撲部屋関係者)

 実は、貴乃花親方の笑顔の裏には“秘策”があったという。かつて、2010年に角界浄化を掲げ、二所ノ関一門を割って、理事選に強行出馬。いわゆる『貴の乱』を起こしたが、その際に一門以外の“隠れ貴派”の親方衆の支持を集め、まさかの逆転で理事に当選した経験をもとに、周到な票獲り工作を仕掛けていたというのだが‥‥。

「10年の『貴の乱』では、一門を超えて貴乃花に票を投じたのが立浪一門だった音羽山親方(44)=元幕内・光法=でした。

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