ペルーで発見された長く変形した頭蓋骨は「人工頭蓋変形」ではなく先天的な遺伝子異常によるもの。最新のDNA検査結果が発表される。 (3/3ページ)
彼らの皮膚の色が薄く、目が強い光に敏感だったのはそれが理由だと思う」
FINALLY: DNA Results Of The Paracas Elongated Skulls Of Peru: Part 1
・今後の調査結果に期待
つまりフォレスターは細長い頭蓋骨は遺伝子の異常で、後天的に変形させた結果ではなく、また長頭頭蓋骨の持ち主が権力や優れていることの証だったと考えている。
気をつけてほしいのは、あくまで「考えている」だけで、証明されたわけではないということだ。このことは、南アメリカのネイティブは遺伝的にいろいろ混ざっているという説を裏付けている。
一方で、長頭頭蓋骨が宇宙人のものであると信じる人たちにとっては失望する結果だったろう。だが、パラカス人だけが個別の亜種であり、他の長頭頭蓋骨文化は違うとする根拠は不明だ。
パラカスの頭蓋骨の研究は引き続き行われる。次回の「これがすべてを変える!」DNA検査の結果を楽しみに待つことにしよう。
References:New DNA Test Results on Peru's Elongated Skulls | Mysterious Universe/ written by hiroching / edited by parumo