鳥取・島根を結ぶ「山陰新幹線」 基本計画決定から45年経つが... (2/2ページ)

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このうち、東京と大阪をリニアモーターカーで結ぶ中央新幹線は2014年に着工し、2027年に東京・品川-名古屋間、2045年に終点の大阪市までの開業を予定している。

だが、残り10路線は40年以上経っても山陰新幹線が実現できていない。理由については、各社の過去の報道によると「財政難」だとしている。

そんななか2018年2月11日に、「山陰新幹線」の早期実現を訴える決起大会が松江市内のホテルで開かれた。報道によると、会場では「山陰新幹線を実現する国会議員の会」会長の石破茂元防衛相らが出席し、整備計画の実現に向けて機運が高まった。

ツイッターでは、山陰新幹線について、

四国新幹線をフル規格で建設して岡山で山陰新幹線と分割併合すれば岡山?新大阪間を1本のダイヤで行けるしリニアも全通してるだろうから北陸新幹線と相互乗り入れしてもいいと思うね。
- 万事屋にゅ?☆とら (@n_sfreedomestic) 2018年2月11日

山陰新幹線を作ろうとしているようなもので、なんか無謀な気もする
- 名阪 國道 (@n_kunimichi) 2016年1月30日

中国横断新幹線作るなら山陰新幹線作る方が現実的で集客は見込めるでしょ。それとも岡山―島根管のことを言っているの??
- ねっち (@n_cc_i) 2014年10月26日

などの反応が出ている。

では、実現の可能性は、どれだけあるのか。安倍晋三首相は16年10月13日の参院予算委員会で、西田昌司議員の質問に対して、

「新幹線より先に山陰本線を単線から複線にまずしたいということが最初の希望でもある」

と話していた。なお、安倍首相は「山陰新幹線を実現する国会議員の会」の最高顧問でもある。

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