その知的さは罪。古川雄輝のスマートな視線 #罪な男 (1/2ページ)
ここまで突き放された感情を味わったのは、はじめてだ。
それは、古川雄輝の冷淡にさえ感じるスマートな視線ゆえなのか。彼は、私たちを寄せつけない空気感を纏う。でも、それがいい。慶應大学理工学部出身、その素顔はネイティブな英語を操る帰国子女。180cmの背丈に映える細身のスラッとしたスタイルも、射抜かれたらドキリとする切れ長な瞳も、白くて長い指先も。すべてが完璧で、それは近づくのを躊躇してしまうほど。
罪な男#01 古川雄輝「その知的さは罪」
「知的なんてイメージを持たれるのは正直困りますね。実際の僕は、頭がいいわけじゃないから(笑)」
「英語は、子どものころ住んでいたカナダのテレビ番組を見て覚えました。学校から帰ってくると、ちょうど『スパイダーマン』と『ザ・シンプソンズ』のアニメが流れていて。『スパイダーマン』は日本に先駆けて知っていたけど、『ドラゴンボール』は逆。僕が当時見ていたアニメでは、まだ悟空にしっぽが生えてた(笑)」
「学生時代に得意だったのは数学。海外で生活してたときは、数学の授業を飛び級していたくらい。向こうでは、英語の授業って日本でいう国語みたいなものだったから。僕、国語の成績はよくないほうなんです。大学で理工学部を選んだのも、そんな理由が関係してる」
「もし俳優じゃなかったら? 就職活動ではメディア関係の企業を受けていたから、この現場にいるみなさんと同じような仕事をしていたかもしれないですね。それか、あのまま大学院に進んでいたら今ごろはエンジニアをやっていたと思う。でも、『なりたかったもの』がそこにはないと思ったから、俳優の道を選びました」
「知的かどうか、を軸に女性を好きになることはないです。大切にしているのは『いい子』かどうか。かわいい子っていっぱいいますけど、いい子はなかなかいないので。いい子の判断基準は、自分よりも相手を優先して行動しているか、っていう部分ですね」
レンズ越し。