天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(2)都の主導で豊洲を扱うのは荷が重い (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー 音喜多さんは、実際に何度も豊洲に足を運んでいると思いますけど、どんな印象ですか。

音喜多 もちろん完璧ではないかもしれないですけども、最先端の施設は用意されましたし、とにかく安全性、衛生管理については格段に進化すると思います。そもそも、豊洲が築地と同じような場所になることはまずないですよ。温泉施設もできる予定ですし、半日ぐらいゆったり過ごせるエンタメゾーン、みたいな全然別物と考えたほうが、目線もクリアになるんじゃないかなと思います。

テリー なるほどね。まずは頭を切り替えろ、と。

音喜多 とはいえ、豊洲の開場後も築地に残って座り込みをする市場業者がいるかもしれませんし、実際のところは、まだまだ予断を許さない状況ですね。

テリー 最後まで移転に抵抗する人がいるかも、ということですか。でも、それって小池知事が寝た子を起こしちゃったみたいなもんだからね。

音喜多 ええ、合意していたのを一回崩してしまったので。実際、一枚岩に意見がまとまっていた仲卸さんの組合が分裂して、移転後に組合が2つに分かれちゃうかもしれないみたいな懸念もあるわけですよ。これを挽回するのは、なかなか容易なことではないと思いますね。

テリー 時限爆弾をつけちゃったみたいな感じだものね。いや、秋が来るのが待ち遠しいやら、怖いやら。

「天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(2)都の主導で豊洲を扱うのは荷が重い」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 2/22号豊洲新市場音喜多駿議員テリー伊藤社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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