天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(2)都の主導で豊洲を扱うのは荷が重い (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(2)都の主導で豊洲を扱うのは荷が重い

テリー 豊洲市場の開場が10月11日に決定しましたけど、結局、築地はどうするんですか?

音喜多 現在、「築地再開発検討会議」で検討中なんですが、スケジュールを見ると、今年5月まで検討会議をやって、そのあと取りまとめ作業に入り、「平成30年度中に結論を出す」と書いてあるんですよ。

テリー それ、実質来年の3月までってことでしょう? 遅いなァ。なんでそんなにかかるの?

音喜多 例えば、オリンピックの開催時には駐車場になる予定ですけど、「あの扇形の建物を記念に残すべきだ」という有識者がけっこう多いんですよ。でも、それを実際にやってしまうと、車が3000台も入らないですし。

テリー そんなことをずっと議論してるの!? どうでもいいよ(笑)。じゃあ、音喜多さんは、築地をどうするのが一番だと思っているんですか?

音喜多 私は、全面的に民間に任せたほうがうまくいくと思っています。

テリー ということは、あの広い市場跡を民間に売却する?

音喜多 という案も、まだ残っていると思います。都議会・公明党もそれに近い主張をしていますし、その意見を知事も無視はできませんから。言い方は悪いですけど、恐らく今、小池知事はそこまでこの問題に熱心ではないと思われますので、選挙公約も手放して、得意の方針転換をされる可能性は十分にあると思いますね。

テリー 正直、東京都が主導で扱うには荷が重いと思うんですよね。

音喜多 僕もそう思います。しかも年間160億円のキャッシュを稼がないと、豊洲新市場を作ったお金をペイできない。それを数十年間続けるというのは、普通に考えるとまず無理ですよ。一方で豊洲の「にぎわい施設」はいちおう民間に任せる計画になっているので、創意工夫の余地はあると思います。

「天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(2)都の主導で豊洲を扱うのは荷が重い」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 2/22号豊洲新市場音喜多駿議員テリー伊藤社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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