深田恭子「隣の家族は〜」マツケンとの仲もギクシャクで第6話は5.7%に微増
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隣の家族は青く見える
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深田恭子
深田恭子(35)が主演を務める「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)の第6回が2月22日に放送され、平均視聴率が5.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことがわかった。前回より1.1%の上昇となった。
第六話では、砂田奈々(深田恭子)は四度目の人工授精に失敗してしまう。シフトを断ったことで、職場では「やる気がないなら辞めてもらってもいい」と言われ、大器(松山ケンイチ)との仲もぎくしゃくし始める。一方、ちひろ(高橋メアリージュン)は亮司(平山浩行)の連れ子・亮太(和田庵)と暮らし始めるが、亮太はなかなかちひろに心を開こうとしない。
一方、小宮山家では真一郎(野間口徹)が講師のボランティアを始めるが、妻の深雪(真飛聖)には打ち明けられないでいた。そんな中、大器は見知らぬ女性のマンションを訪れる。
これまで比較的穏やかな展開が多かった本作品だが、ここにきてシリアス展開が目立つようになってきた。仕方がない、なかなか妊活がうまくいかず、雰囲気が暗くなってきた砂田夫妻に、夫の不倫疑惑まで発覚してしまったのだ。
不妊治療をしていることを知りながら、奈々を優しく励ます義母・聡子(高畑淳子)との交流にせっかく感動したのに、大器がマンションに入っていくシーンでは一気に気持ちが沈んでしまった。大器がここまでずっと良き夫として描かれていただけに、なんともショッキングだ。
次回、女性のマンションに入っていく大器を目撃した深雪は、奈々に告げ口してしまうが、そこで真相が明かされるのかどうかが非常に気になる。
また、渉(眞島秀和)と朔(北村匠海)の関係にも転機が訪れそうだ。今回は、渉の母親・ふみ(田島令子)が初めて登場したが、早くも次回では二人の関係を知ってしまうことになる。ふみが二人の関係を反対することは必至だが、それに対して渉と朔の関係がどのように変わっていくのかは次回の見どころといえるだろう。
加えて、奇妙な三人の共同生活を送るちひろと亮司・亮太、母親の深雪に隠れてダンスを続ける優香(安藤美優)やそれを見守る真一郎など、どの家庭も問題が山積みなのだ。ドラマは後半を迎えているが、あと4話でこれらの問題がどのように解決されるのだろうか。現代の家族問題をリアルに描写している本作なだけに、きれいごとだらけのハッピーエンドにはならない気がする。
冬季オリンピック開催中という事情もあり、視聴率は苦戦しているものの、30代以上の女性からの支持は厚く、インターネット上の評判も上々だ。来週はオリンピックも終わっているので、視聴率が少しでも上昇することを期待したい。
文=Harumaki