特に婚活をされている女性の中にときどき見られることですが、理想がひとり歩きした結果、常にお相手を減点法で評価してしまい「デートにすらこぎつけられない」ということがあるのも事実。自分がどうしても譲れない点は、年収なのか、身長なのか、はたまた職業なのか、ということを決めた上で、お相手と会ってみるという姿勢は大切です。そうすることで自分がこれまで気づいていなかったお相手のいいところの発見があったり、そこから交際や幸せな結婚へとつながった事例を多く見てきました。ただし、お相手の条件が揃っているからといって、素敵なお付き合いにつながるかどうかは、まったく別ものであるということもおさえておきましょう。

■新しい出会いを求める人にぴったりな場所とは

さまざまな事例を見てきた菅谷さんがおすすめする「新しい出会いの場」を聞いてみました。ぜひ参考にしてみてください。

◇友人、知人の紹介や合コンなどによる出会い

とてもオーソドックスではありますが、新しい出会いを求める上で活用したいのが「友人、知人の紹介の場」ですね。自分の日常では出会わない男性とお会いする上に、ある程度お相手の素性もわかった状態で会えることがメリットのひとつ。また、出会った後の相談なども友人にできるという点も心強いはず。

この出会いでは、新しい出会いを恋愛から結婚にまでつながるように、じっくりとお相手を見極める労力が必要になるかもしれません。 ◇同じ会社、学校内でのサークル活動などを通じた出会い

これもオーソドックスな出会いの場と言えますが、趣味や興味のある内容に共通点がある場合、コミュニケーションもさらに深まりますよね。また、同じ学校、職場ということで、もちろんお相手のある程度の情報はわかっているため、安心できるメリットもあります。

ただし、日常の学業や仕事に関連したコミュニティであることから、うまくいく場合はともかく、失敗したときのリスクも気になるところ。