十二単だけではない。小袿、細長、壺装束…平安時代の女性の装束あれこれ (1/2ページ)

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十二単だけではない。小袿、細長、壺装束…平安時代の女性の装束あれこれ

先日「十二単はなぜあのような形状になったのか?」という記事を紹介しましたが、今回は平安時代の女性の装束について紹介します。

平安貴族の女性の衣装は「身分が高い=華やか」ではない

平安時代の女性貴族と言えば、ひな人形が身にまとっているような「十二単」が思い浮かびます。今も昔も高貴な女性ほど、華やかに着飾っている、という印象をお持ちの方が多いでしょう。

ところが実際は、身分の高さと衣装の華やかさは比例しませんでした。

宮中で、天皇や天皇の后などに使える女官である女房たちは、主人に対して敬意を表すために、正装である唐衣(からぎぬ)と裳(も)から成る十二単を着ていました。十二単を女房装束と呼ぶことがあるのはそのためです。

一方、彼女たちの主人である天皇の后など高貴な身分の女性は、入内などの儀式の時にはもちろん唐衣と裳を着用しましたが、普段はそこまでかしこまらない軽装で過ごしていました。

では平安時代の女性たちの装束には、十二単以外にどのようなものがあったのでしょうか?

高貴な女性の準正装「小袿」

小袿(こうちぎ、こうちき)は、身分の高い女性たちが日常用または準正装として着用していた、十二単の略装にあたる服装です。十二単と同じように長袴・単・五衣(いつつぎぬ)・表衣(うわぎ)という順番で重ね、同じ形で身丈が短い小袿を着用します。

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