キンコン西野、40〜50代を貶める「いい人が勝つ」持論展開も共感の声を得られず

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キンコン西野、40〜50代を貶める「いい人が勝つ」持論展開も共感の声を得られず
キンコン西野、40〜50代を貶める「いい人が勝つ」持論展開も共感の声を得られず

 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(37)が13日、自身のブログで展開した持論がネットから不評だ。西野といえば嫌われ芸人としてその存在が広く知られているが、最近ではお笑い芸人よりも絵本作家としての活動の方が目立つ。“意識高い系”も自称しており、その振る舞いや言動がネットで炎上することも少なくない。

 そんな中、西野は13日に自身の「意識高い系の時代ですよ」というタイトルでブログを更新。今はSNSによって全ての行動が可視化されたという主観を述べ、「昔話に出てくる主人公の『おじいさん』のような人が勝つ時代になった。『ズルい人』ではなく、『いい人』が勝つ時代だ」と持論を展開した。

 さらに40代~50代の価値観は「《意識高い系》を腐してポイントを稼ぐ」ものだとし、文化祭で頑張る人を教室の後ろから弄って笑っているような人の時代は終わり、文化祭で頑張る人の時代になるという。

 また、10代~20代の人は40代、50代の人間とは逆に「社会貢献」に対する意識が高く、その理由としては「『お金やモノが満ち足りている』という理由もあるが、利他的に動いている人間が勝っている現場を間近で見て育った」と述べ、「(時代が変化する)この流れは変えられない」と断言していた。

 とはいえ、日本は昔から勧善懲悪の意識が広く浸透しており、“いい人”が得をしなければならないという考えは40代~50代にとっても根強いもの。さらにバブル世代に当たる40代、50代よりも、生まれたときから常に不景気と言われていた10代、20代のほうが「お金が満ち足りている」という考えも理解しがたい。

 根拠の薄いこの持論にネット上にも、「自分の周囲のいい人ってそんなにSNSとかしてないんだけど…」「善行が評価されるのは、極当たり前の事でしょう」「どの年代にも色んな人がいる。若いから、年だからなんて偏見だわ。自分の凝り固まった考え方をまず疑って欲しいわ」といった批判が集まっていた。

 単に40代、50代の価値観を貶めるだけのようなこの発言に違和感を覚えたネットユーザーが多いようだった。

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