長嶋一茂「レスリングパワハラ問題にひと言」で火に油

まいじつ

長嶋一茂「レスリングパワハラ問題にひと言」で火に油

3月16日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、女子レスリング五輪4連覇の伊調馨選手へのパワハラ問題が取り上げられ、栄和人監督が所属する至学館大学の谷岡郁子学長の記者会見の様子が放送された。

すると、この日のレギュラーコメンテーターで野球評論家の長嶋一茂氏が、谷岡学長の会見時の伊調選手についての発言、「伊調さんは選手なんでしょうか。リオのあと、少し休みたいと言って休んだまま。東京を目指しているのかどうかも分からない」に怒りのコメントを発した。

長嶋氏は「選手ですよ! 本人が引退会見してないんだから。4連覇している人へのリスペクトがなさ過ぎる」と断じ、さらに「(谷岡学長の発言は)聞き方を間違えると人格否定にもなるし、ヒステリックな部分があって。問題はこの時期ですよね。こんなことやったら余計に混乱するし、伊調さんの問題がもっとデカくなっちゃうということも含めて、本当はこういう会見は収束させるためにやればいいのに逆になっちゃってる。火に油になっている」と指摘していた。

SNSで長嶋への批判が多数

メインキャスターの羽鳥も同調したコメントではあったが、SNSでは長嶋氏に対する批判めいた意見が多く集まった。

《4連覇しようがしまいが、伊調の知名度の問題とは別問題》
《聞き方を間違えているのはお前。野球だけしていろ》
《問題をでかくしているのはあんたのようなコメンテイターだろうが》
《そうやってコメントしていることが火に油だって気がつかないのか》

「伊調の問題は、単にレスリングの世界の問題だけじゃなく、コーチにある程度の権威が集まったとき、どこまで権限を持たせるかというスポーツ界全体の問題になってきています。はっきり言って伊調でなくても、選手でコーチの権威を問う人が出てきてほしかったというアスリートは多いと思います」(スポーツジャーナリスト)

日を追うごとに大きくなるこの問題。どんな決着が予想されるのだろうか。

「伊調自らが記者会見を開くかどうかが鍵となるでしょう。いまのところ伊調は所属企業のホームページを通じて《告発状については一切関わっておりません》と発表しているだけです。ぜひとも記者会見を実現させてほしい」(同・ジャーナリスト)

伊調の口から“何があったか”が語られれば、問題解決に近づくことは間違いないだろう。

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