78.5%の男性が「育児休暇」を検討、74.5%の女性は出産後も「正社員として働きたい」【新社会人白書2018】 (9/9ページ)

フレッシャーズ

結婚後も自分の仕事を続けていきたい新社会人女性が多い 1位「正社員」と答えた人の意見

・将来家を買いたいのでお金を貯めたい(女性/22歳/大学4年生)
・子どもを産むまでは自分のペースで働きたい(女性/22歳/大学4年生)
・自分で稼いで好きに使いたい(女性/22歳/大学4年生)
・新卒で就職したところで長く勤めたい(女性/22歳/大学4年生)

2位「パート・アルバイト」と答えた人の意見

・早めに子どもがほしい(女性/22歳/大学4年生)
・家庭を優先したい(女性/22歳/大学4年生)
・結婚したら自分のペースで働きたい(女性/22歳/大学4年生)
・今の仕事は結婚生活と両立できなそうなので(女性/22歳/大学4年生)

3位「働かない」と答えた人の意見

・専業でやっていきたいとずっと思っている(女性/23歳/大学4年生)
・家事や育児について勉強したい(女性/21歳/大学4年生)
・できれば働きたくない(女性/23歳/大学4年生)
・仕事はしたくない(女性/22歳/大学3年生)

4位「在宅ワーカー」と答えた人の意見

・経済的に少しでも収入があれば助かると思う(女性/21歳/大学4年生)
・家庭での時間が長いと幸せな家庭を築きやすいから(女性/25歳/大学4年生)

5位「契約社員・派遣社員」と答えた人の意見

・マイペースに働きたい(女性/26歳/大学4年生)
・お金を稼ぎたい(女性/22歳/大学4年生)

子どもができたあとの理想の働き方について教えてください

1位 正社員 286人(74.5%)
2位 パート・アルバイト 52人(13.5%)
3位 働かない(専業主婦) 13人(3.4%)
4位 契約社員・派遣社員 12人(3.1%)
5位 在宅ワーカー 12人(3.1%)

子どもができた後も正社員として働きたいと回答した人は286人、74.5%が正社員としての働き方を理想にしていることがわかりました。続いて多かったのが13.5%でパート・アルバイト。人数は減りましたが引き続き働きたいと考える人が多いようです。そして2位から大きく離れて3位専業主婦で3.4%、4位契約社員・派遣社員で3.1%。注目されるようになった在宅ワーカーはわずか3.1%で5位でした。

子どもができてもパート・アルバイトより正社員で働きたい 1位「正社員 」と答えた人の意見

・せっかく公務員に受かったから続けていきたい(女性/22歳/大学4年生)
・変わらない立場で働きたいから(女性/23歳/大学4年生)
・正社員の方が待遇がよいから(女性/22歳/大学4年生)
・安定して働き続けられるから(女性/22歳/大学4年生)

2位「パート・アルバイト」と答えた人の意見

・時間に余裕ができそうだから(女性/22歳/大学4年生)
・あくまで家庭を優先したいから(女性/22歳/大学4年生)
・家事に重点をおきたいから(女性/22歳/大学4年生)
・育児をおろそかにしたくないから(女性/22歳/大学4年生)

3位「働かない(専業主婦)」と答えた人の意見

・理想は専業主婦(女性/22歳/大学4年生)
・家族の健康のためや子どもが寂しい思いをしないために家事や育児に専念したい(女性/22歳/大学4年生)
・夫や子どもを経済面ではなく生活の面で支えたい(女性/22歳/大学4年生)
・子どもが育つまでをちゃんと見届けたい(女性/22歳/大学4年生)

4位「契約社員・派遣社員」と答えた人の意見

・フルタイムは大変だから(女性/26歳/大学4年生)
・家庭をメインにしたいので(女性/22歳/大学4年生)
・よい意味で融通がききそう(女性/22歳/大学4年生)
・子どもが小さなうちは育児に重点をおきたい(女性/22歳/大学4年生)

5位「在宅ワーカー」と答えた人の意見

・子育てに集中したいが将来のために貯金もしたい(女性/22歳/大学4年生)
・家で趣味を仕事にできたら最高(女性/22歳/大学4年生)
・育児や家庭のことを担当する覚悟があるから(女性/22歳/大学4年生)
・家事と育児は中心に置きたい(女性/22歳/大学4年生)

子どもができても安定した仕事で働きたい新社会人女性が多い

子どもができるとこれまで夫婦2人の生活から、3人の生活へ。家事だけでなく、育児の負担も増えます。それでも、今回の調査では正社員として働き続けるのが理想と回答した女子大学生が多かったです。政府などの調査によると日本の平均年収は400万円程度。職種によっては年収400万円を下回ることは珍しくありません。子どもを育てていく責任もあるので、女性も仕事をできるだけ続けるべきと考える人が多いのかもしれません。

正社員として働くのが理想で結婚後仕事を辞める選択肢は少ない


結婚して会社を寿退社する人もいますが、できることなら結婚しても正社員として仕事を続けていきたいと考える人が多いことがわかりました。それも8割以上の女子大学生が正社員としての働き方を理想にしています。結婚したら、新しい家族のために仕事を辞めたいと思っている人は少数派のようです。経済的な理由をあげている人もいましたが、自由になるお金のために働きたいと答えている人もいました。

新社会人男性も新社会人女性も、育児について前向きに考えている

ポイント1:将来子どもがほしい男子大学生は9割
ポイント2:男子大学生の5割は2人子どもがほしいと考えている
ポイント3:男子大学生の8割近くは育児休暇の取得を考えている
ポイント4:将来子どもがほしい女子大学生は9割
ポイント5:女子大学生の6割は子どもが2人ほしいと考えている
ポイント6:育児休暇後に仕事に復帰したい女子大学生は8割
ポイント7:7割以上の女子大学生は子どもができても正社員で働きたい
ポイント8:結婚しても8割の女子大学生が正社員で働きたい

少子高齢化といわれていますが、少なくとも現役の大学生は子どもを持つことを向きに考えている人が多いようです。男子大学生、女子大学生ともに9割以上が将来子どもをほしいと思っていることが今回の調査ではわかりました。また、育児休暇をとるかどうか、妊娠・出産後はどう働いていくかも現代の社会の厳しさが反映される結果になりました。具体的に将来が見えてこない人もいるかもしれませんが、特に妊娠・出産にかかわる働き方や育児休暇などは少しずつでも考えながら就活に励みたいですね。

文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2018年2月
調査人数:男子大学生258人 女子大学生245人

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