梅宮辰夫「名言だらけのディナーショー」30針縫っても、麻酔が切れても「俺はやる!」 (2/3ページ)
関係者はパーティーを中止も頭によぎったそうですが、梅宮さんは病院から電話をかけ、「お客さまがいる限り、這ってでも行く」と伝えたとのこと。
そんな梅宮さんは往年のヒット曲『ダイナマイトロック』を歌いながら登場し、「この顔を笑っておくれ。ぶざまな姿だけど勘弁してくれな。今日はオペラ座の怪人でいくよ!」と自虐的に盛り上げます。もちろん痛々しいですが、黒のスーツがバシッと決まったその姿はどこか海外のギャング……映画『レザボア・ドッグス』の出演者のようで、「かっこいい!」と思ってしまいました。
続く歓談タイムには、本人公認の「梅宮辰夫体ものまね」でおなじみのお笑いトリオ『ロバート』の秋山竜次さんが、全力で辰兄ィTシャツものまねを披露し、会場は大爆笑。かつて梅宮さんに「やるんだったら中途半端じゃダメ。突きつめろ!」と言われたという秋山さん。「今後も全力で頑張ります」と誓っていました。
その後の歌パートでは、スター錦野が登壇。「梅宮さん、140歳おめでとうございます」といきなりスターギャグをかましたのに続き、今年12月に古希を迎えるとは思えない軽快な身のこなしを見せてくれました。
続く美川さんも、『さそり座の女』、『柳ヶ瀬ブルース』などヒット曲を披露。軽妙な美川節も交え、会場を盛り上げます。
そして、ついに梅宮さんが登場! 「遅くまでおつきあいいただきましてありがとうございます。今日はみっともない格好で申し訳ありません」。梅宮さんが話しだすと、会場は一気に静かになります。続けて、「僕には代表作と言えるものがありません。そんな僕が最後まで生き残ってる。これでいいのかなあ……」。ググッと引き込まれます。
歌が始まります。数時間前に30針縫った人とは思えない力強い歌声。『旅姿三人男』、『十九の春』、東映映画『夜遊びの帝王』の主題歌で、「10年前まで放送禁止だった(笑)」(梅宮さん)という“男のシンボル”を歌った曲『シンボルロック』、さらに、東映時代、梅宮さんが最初に仁義を切ったという鶴田浩二さんの娘・鶴田さやかさんとのデュエット曲『少し遠くて少し近くて』の計4曲を披露してくれました。
特に印象的だったのは『シンボルロック』。