天才テリー伊藤対談「貴闘力忠茂」(2)貴乃花はいまでも「横綱」なのかな (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー 貴闘力さんは貴乃花の兄弟子で、ずっと同じ部屋でしたよね。昔とはだいぶ変わった感じですか?

貴闘力 いや、昔から全然変わっていない、全然ブレていないですよ。

テリー 僕から見ると、偉大なるスーパースターのままですよね。でも、どんなスーパースターでも一度引退したら、普通に常識的な会話もしなくちゃいけないし、時には下から物申すような機会もあるわけじゃないですか。それなのに、貴乃花は相変わらず横綱然としている感じがするんですよ。それが必ずしも悪いとは言わないけれど‥‥。

貴闘力 貴乃花みたいなタイプの人は神輿として置いといて、むしろ周りの人間がうまく対応すればいいと思うんですけどね。

テリー でも、そもそも本人が神輿でいる気がないじゃないですか。先頭に立って、テーブルをひっくり返すようなことをやっているわけだから。

貴闘力 ええ、イケイケの中間管理職のほうに回っちゃっていますよね。

テリー 貴乃花はいったん相撲協会の体制を受け入れたようなフリをしておいて、自分がそこで天下を取った時に豹変して、大胆な改革をすればよかったんじゃないかと思うんですけど。

貴闘力 そうしてくれていれば、ここまでの騒ぎにならなかったかもしれませんよね。

テリー でしょう? 貴乃花は実際賢い人だと思うんだけど、どうしてそれをしなかったのか、僕はそれが不思議に思えるんです。

「天才テリー伊藤対談「貴闘力忠茂」(2)貴乃花はいまでも「横綱」なのかな」のページです。デイリーニュースオンラインは、貴闘力忠茂週刊アサヒ芸能 2018年 3/29号貴乃花テリー伊藤相撲スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る