ビートたけしの名言集「取り憑かれたように“小説執筆”に励む殿」 (1/2ページ)
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先日、殿の完全書き下ろし小説「ゴンちゃん、またね。」が、某週刊誌に特別掲載されました。去年の9月、純愛小説「アナログ」を発表してからの殿は、「これからは小説家として生きていく」「もうお前らに殿とは呼ばせない。文豪と呼べ!」等々、すっかりモードは「作家」であり、その言葉どおり、自宅へ帰ると、今もせっせと執筆活動に励んでいて、「ゴンちゃん、またね。」の他に、すでに書き上がっている新作が2冊ほどあると聞きます。そんな、何かに取り憑かれたように書きまくっている昨今の殿に、「殿は忙しい中、いったい、いつ書いてるんですか?」と、素朴な質問をあてると、
「そりゃー、あれだよ。夜な夜なヒロポンを打って、頭をギンギンにして寝ないで書いてんだよ!」
と、“聞いたこっちがバカでした”と猛烈に後悔したくなることしきりのボケをまずはかますと、続けて、
「だから、あれだ。お前のアサ芸(殿は当連載のことを必ず「お前のアサ芸」といった言い方で表現します)に『殿は浅草時代に入手したヒロポンを今でも隠し持っていて、それを打って、ギンギンにトリップして書いてます!』って書いとけ!」
と、実に殿らしい発言を放り込んできたのです。
それにしても、テレビのレギュラーを6本、その他に、特番の収録や映画の台本作成等々、年間の休みが2週間ほどしかない、誰がどう見ても芸能界一多忙な殿が、この半年ほどで小説を3本書き上げた事実には“悪い薬に頼って書いている”といった冗談も、あながちでたらめではない気がいたします。が、そんなこちらの驚きなどどこ吹く風で、殿自身は実に無邪気に、
「だけどよ、これでホントに賞なんか取ったら、文豪コントができるな! そしたら思いっきりバカなコントをやってよ、『あいつに賞あげなきゃよかった』なんて思われたら勝ちだな!」
と、それのどこが勝ちなのか、よくわからない持論を展開するのです。