恐竜は小惑星によって滅ぼされたわけではない?その原因は「植物」にあるとする新たなる説が浮上(米研究) (1/3ページ)
約6500万年前に全て絶滅したと言われている恐竜。絶滅の原因は地球への大規模な「小惑星衝突説」が最も有力視されている。他にも「火山噴火説」があるが、同時に起きたという見方もある。
だが、ニューヨーク州立大学オールバニ校のゴードン・ギャラップ教授は、恐竜は小惑星が衝突するずっと以前から問題を抱えていたと提唱している。
有毒植物の出現だ。
恐竜は有毒の植物の味を連想できず食べ続けた結果、小惑星衝突までに劇的にその数を減らしていたというのだ。
・味覚嫌悪学習が関与
「味覚嫌悪学習」とは、多くの種で見られる進化で獲得された防衛機構だ。
動物は食べると具合が悪くなるなど、食べてはいけない植物などを学習して味と結びつける。このメカニズムを説明するために、ギャラップ教授はネズミを例に挙げる。
「これまでネズミを根絶しようという試みが不首尾に終わっているのは、ネズミが他の種と同様に植物の毒性に対応するよう進化してきたからです。新しい食べ物を見つけたネズミは、少量だけ味見します。具合が悪くなれば、その味と臭いを結果に結びつけて、その後はそれを避けるようになります」

・毒性を持つように進化した植物を食べ続けた恐竜
最初の顕花植物である被子植物は、恐竜の数が徐々に減少し始めるようになる直前の時代の化石に見ることができる。小惑星が衝突するまでにはかなり間がある時代だ。