恐竜は小惑星によって滅ぼされたわけではない?その原因は「植物」にあるとする新たなる説が浮上(米研究) (2/3ページ)
ギャラップ教授らは、植物が進化によって毒による防御機構を発達させた一方、恐竜は消化器系の不調に悩まされながらもそれを食べ続けたと主張する。
顕花植物が毒性を身につけた正確な時期やそれが広まるまでの期間は不明だが、そうした植物の出現と恐竜の漸進的な消失は同時に起きていたらしいのだ。

・子孫と考えられる鳥類とワニ類に実験
さらにギャラップ教授らは、鳥類(恐竜の子孫と考えられている)とワニ類(やはり恐竜の子孫と考えられている)に味覚嫌悪があるかどうかも調査した。
すると鳥類は味覚嫌悪というよりも、外見的な特徴に対する嫌悪を形成することが判明した(それでも鳥は何を食べてはいけないか知ることができた)。
今度はワニ10匹に各種の軽い毒性のある餌を与えた。するとワニは恐竜と同じく味覚嫌悪を形成しないことが確かめられた。

・恐竜の衰退は小惑星の衝突前から始まっていた?
「小惑星も一因でしょうが、特定の植物を食べてはいけないと学習できなかったことは、すでに恐竜という種にきつい制約を課していました。」とギャラップ教授。
「隕石の衝突によって恐竜が絶滅したという一般的な仮説は、恐竜の消失が突然で、その影響は広範だったということを示唆しますが、証拠は明らかに反対のことを示しています。