90歳(卒寿)を迎えた『キリンレモン』。昭和3年からずっと透明であり続けてきた元祖自然派ドリンクの歴史を知り、90年目の最新リニューアル版を飲む! (4/5ページ)
■様々なリニューアルを経て、たどり着いた90年目の大リニューアル!
1961年にCMソングの巨匠・三木鶏郎(三木トリロー※他に「牛乳石鹸、良い石鹸」など)が生み出した「キリンレモンのうた」。時代とともに様々なアレンジがなされてきたが、第1弾として流れているのが、楽器を持たないガールズパンクバンド・BiSHによるアレンジバージョン「透明なままでゆけ。」(出演・佐久間由衣)。今後も様々なバージョンがリリースされるというから楽しみだ。
90年目リニューアルのコンセプトは「誕生時より受け継いだ誠実なものづくりの実現」。人工甘味料・着色料不使用はそのままに、保存料も不使用で、天然水を使用するこだわり。
さらに広島産瀬戸内レモンの果皮(ピール)を一晩かけて抽出したエキスを使用して、レモンの果実感を高めているという。
もっとわかりやすいのは見た目の変化。ペットボトルは一見ガラスびんに見える丸みのあるフォルムで、キリングループのシンボル・聖獣マークを大きくど真ん中に配置。この聖獣というのは首の長いキリンとは全くの別物で、中国の想像上の生物の麒麟(きりん)。