歴史に秘められたニッポンの「陰謀論」を解け!(3)あの「重大ニュース」に潜む絵図 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 初代内閣総理大臣の伊藤博文は、1909年10月26日、中国東北部・ハルビンで、朝鮮の独立運動家・安重根(アンジュングン)が放った3発の銃弾によって死亡。歴史に名高い暗殺事件だが、最近になって「犯人は安重根ではない」という説が飛び交う。

 安重根が持っていたのは7連式のブローニング拳銃で、実際に放たれたのはカービン銃弾。さらに、伊藤の近くにいたロシア人が誰ひとりケガしていないため、「ロシアによる暗殺ではないか」という見方だ。理由は「伊藤の裏切りによる日露戦争の敗北」にあるというのだが、安重根が処刑されたこともあり、解明は困難ということになろう。

 最後は、今や季節の風物詩となった「東京マラソン」である。07年に始まり、参加希望者は群を抜いている。

「開催中、『テロなどの大規模事件の有事が想定されるから』とし、警察が予算をぶんどるための口実になっているという可能性は高いです」(前出・藤木氏)

 東京マラソンはそれ以外にも陰謀の温床となっているようで、走行コースに着目すると、とんでもない説が浮かび上がるという。オカルト研究家の吉田悠軌氏が言う。

「コースをひもとくと、平将門と縁のあるスポットをことごとく通っているのです。新宿周辺の鎧神社や飯田橋周辺の筑土八幡神社、そして有名な『将門の首塚』などです」

 陰陽師で言うところの「結界を張る」コースと重なるというのだ。

「そうした場所を群衆に走らせることにより、“将門パワー”を東京に放出しているんだとか」(前出・吉田氏)

 あくまで「一説」ではあるが──。

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