「ひとり」だから上手くいく? 名門企業を辞めて起業した成功者の人生戦略 (3/5ページ)

新刊JP

あと「セールスの練習のために、一日一時間、カメラの前で話しなさい」ということを教えられて一日に3、4時間、月に100時間くらいはやっていました。
カメラを用意して録画する人を雇って、ひたすら話すんです。話す内容はセールス的なことに限らず、自己紹介でも読んだ本の感想でも、自分が伝えたいことでも、なんでもいいので、とにかくその時間は話し続ける。
終わると、カメラマンに話したことが刺激とかやる気とか学びとか、何かしらのメリットが与えられたかどうかを感想として聞いていました。それだけやったおかげで、人前で話せるようになりましたね。

スピーカー(喋る人)には二種類いて、「用意した内容をきちんと話すタイプ」と「その時、思ったことを何も準備していなくても話せるタイプ」がいるんです。営業は臨機応変に対応しなくちゃいけないので、特に後者のトークを勉強しました。

――月に100時間はすごいですね。学生時代から起業まで「ひとり戦略」を貫いて、事業を成功させ、現在の自由な時間とライフスタイルという幸せを手に入れた金川さんですが、どんなときにその幸せを感じますか?

金川:「成功して色々変わったでしょう」と言われることが多いんですけれど、昔から幸せなんですよね。

中学生の頃は親から「勉強しなさい」と言われていたんですけど、人に言われても自分が納得していないことをやるのが嫌だったので、親の言うことを無視して野球に打ち込んでいたんですよ。好きなことだったので野球をやっているときはもちろん幸せで、その後、音楽に没頭するんですけれど、それも幸せで。

そこから大学を目指すことに決めたんですが、そのときは親から言われたわけではなく自分がやりたいと思って決めた道だったから、勉強していることも幸せでしたね。
だから、幸せ度で言うと、「やりたいことをやる」ということが「たくさんの時間やお金」よりも、私にとっては幸せを感じることなので、基本的にずっと幸せなんです。

ただ、幸せではないと感じる場面もあるにはありました。起業したいと思ってからも監査法人に勤めていた頃です。起業したいのに雇われの身である自分というのが矛盾していたので、「このままじゃイヤだな」と思っていて。

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