もう終わったはずなのに…ダラダラ続く花粉症の鼻水とサヨナラしませんか? (2/5ページ)

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抗原によって抗体が作られる

抗原を体の中から排除しようとする働きによって抗体と呼ばれる物質が作られ、これは体内にある肥満細胞という細胞に付着した状態で体内に残ります。



この時点ではまだ、鼻水や鼻づまりといった症状は起こりません。





肥満細胞



肥満細胞は体内の皮膚や粘膜に広く存在する細胞で、異物が侵入した際のアレルギー反応を引き起こしたり、局所での炎症を引き起こす役割を持ちます。「肥満」という名前がついていますが、肥満とは関係ありません。




肥満細胞からヒスタミンが放出される 

体の中に、抗体が付着した肥満細胞がたくさん待機しているような状態で、再び花粉(アレルゲン)を吸入すると、体内に待機していた肥満細胞からヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサンといった化学物質が放出されます(即時型アレルギー反応)。これがつらい花粉症の原因になります。



ヒスタミンなどの化学物質が、鼻の粘膜にある知覚神経を刺激するとくしゃみが起こり、さらにヒスタミンによる刺激が鼻の分泌腺に伝わることで、鼻水が出るのです。

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