死生観は人それぞれではあるが、大きく影響するのは宗教と葬送 (2/2ページ)
■死生観を持つことで生きることに実感と充実を
死生観を持つことは、必要であると思う。死というものに実感のない私たちが、死を感じたときに漠然とした恐怖感や不安感にさいなまれる。もちろん、事故などによる突然の死というものが、自分に訪れた時には、死生観を持つ持たないはあまり関係ないのかもしれないが、病気や寿命によって日々衰えていく自分と向き合うには、死生観を持つことで残りの時間を充実させ、残された家族にも一定の配慮を巡らせることができるのではないかと思う。最近では、終活という言葉ができ、人生の最後の準備をすることもいろんなメディアでも報じられるようになってきた。一人の人間の最期を荘厳たらしめることができるかどうかは、死に向き合うことができる死生観を持つかどうかであると思う。