名前の由来が謎過ぎる根室の「オランダせんべい」を食べてみた! (1/2ページ)
「オランダせんべい」という不思議なせんべいをご存知ですか。北海道の根室市にある端谷菓子店が、昭和40年頃から販売を始めたお菓子です。販売を始めた頃は、せんべいという名前の通りバリバリとしていたようですが、現在はバリバリしていません。日本の根室市の銘菓なのに、オランダという外国の名前がついています。

「根室市の銘菓」と言われている割に、いたずらに高級感を押し付けることなく、駄菓子的にビニールの袋に入れられています。根室市内でこのお菓子を販売しているのは端谷菓子店のみです。先日、旭川市内にあるお店で見かけて買いに行こうと考えていたところ、根室に住んでいる知人が送ってくれました。あまりのタイミングの良さに驚いてしまいました。
-「オランダせんべい」という名前の由来
根室市とオランダって、どういうふうに結びつくの?って思いませんか。オランダといえば、古くは長崎の出島にオランダ商館がありました。そんな関係で、長崎にも「オランダ煎餅」があるようです。根室市のオランダせんべいのルーツは、長崎のオランダ煎餅のようです。(長崎では煎餅と漢字で書き、根室ではせんべいとひらがなで書きます。)
根室市が北前船のルートになっていたことから、遠く離れた長崎から伝わってきたようです。写真で見ると、ワッフルのように見えますが、ワッフルのようにフカフカとはしていません。薄っぺらくてぺっちゃんこです。それほどおいしそうにはみえません。
ところが、実際に食べてみると、これがもう本当においしいのです。実際にはないのですが、どこの家庭にでもあるような素朴な味のおいしいお菓子なのです。一度食べると忘れたくない懐かしいような感じのするお菓子です。
せんべいの表面にある模様は、オランダ人の履いていた靴底の模様をイメージ化したもののようです。