うつ病の特効薬となるか?麻酔薬ケタミンにうつに対する即効効果があることが判明(米研究) (2/2ページ)
専門家によると、これが特に重要である理由は、製薬会社によって実施されている研究であり、将来的に市販される可能性が高いからだ。
・乱用の危険性
臨床試験において、エスケタミンの依存症や乱用に関する報告はない。しかしその可能性についてはさらに多くの研究が必要であり、今後の臨床試験ではこの点も調べるべきだと著者は警告する。
乱用の危険があるのは、鼻腔用スプレーによって手軽に服用できるからだ。気軽に服用できることから、必要以上に薬を使ってしまう恐れがある。
したがってイギリスの国民保険サービスで処方された場合は、重度のうつ病患者で、他の薬剤があまり効かない場合において、電気ショック療法の代替治療として使われるだろうという。
イギリスではケタミンの経口や静脈注射による投与法も研究されてきた。しかし経口の場合、胃を通過するためにそれほどの効果が発揮されなかった。
一方の静脈注射は効果があるが、鼻腔用スプレーはそれよりも若干緩やかに効くため、投薬量をコントロールしやすいというメリットがある。
References:.bbc/ written by hiroching / edited by parumo