「部下の幸せ」を考えていますか? 良いリーダーの条件とは 【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】 (1/2ページ)

新刊JP

細谷知司さんと鬼頭あゆみ
細谷知司さんと鬼頭あゆみ

みなさん、こんにちは!鬼頭あゆみです。
インターネットラジオ「本が好きっ!」、第33回目のゲストとしてお越しいただいたのは『リーダーの「対話力」ノート できる大人は「言葉選び」で人を幸せにする』(ぱる出版刊)を書かれた細谷知司さんです。

細谷さんは、東京大学を卒業後、大手損保会社で20年以上キャリアをつみ、その後独立。現在は人材育成コンサルタントとして活躍されています。

■一人ひとりの価値観を尊重する

本書のテーマは「対話力」。細谷さんは、組織が最大限の仕事を発揮するために必要なのは、「部下の幸せ」を考えることだと言います。

人は命令されて動くよりも、自らすすんでやる仕事の方が高いパフォーマンスを発揮するものです。そのために、対話を通して、部下一人ひとりが、「今ここ」という場所を理解し、今よりも幸せになることが、個人にとっても、そして組織全体にとっても大切であるのです。

では、上司は何をすべきなのでしょうか?
細谷さんは、部下の話を丁寧に聞き、この組織でなにをしたいか?」「なにがあなたの人生の幸せなのか?」を把握することが重要だと話します。かつては、みな似たような価値観であったのが、今は多様化しているからです。

人それぞれの幸せがあるので、それぞれの価値観にあわせて仕事上の役割を付与していくというのが、一番その人が働きやすく、一番結果につながる働き方になると細谷さん。確かに、そういう上司になれれば、信頼も得られるし、なにより幸せに近い働き方ができて、一人ひとりのパフォーマンスもすごく良くなりますよね。

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