丸山和也参議院議員が政局を斬る! ポスト安倍、できない憲法改正 (1/4ページ)
〈財務省が公文書改ざんを認め、国会では佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問も行われました。党内の様子は?〉
マスコミが騒いでいるわりには国会の動きは活発じゃないし、政局も低調だね。今年は国政選挙の予定がなく、自民党総裁選しかないので緊張感がない。公文書改ざんで総裁選3選はないという見方も出てきたが、致命的なほど支持率は落ちていない。国民から安倍さんを降ろそうという大きなうねりも見られない。
安倍さんに近い議員とも話したけれど、「大変だけど、まぁ大丈夫じゃないの」という認識だったな。安倍さん本人は出る気満々。内閣支持率が10%を割るようなレベルに落ち込まない限りは出るよ。安倍さんの支持母体『清和会』(細田派)も出そうとしている。
〈明確に出馬宣言した人がいないので、9月の総裁選の構図がまだ見えてきません。〉
安倍さんに強い対抗馬が出てこないのは大きな問題だ。マスコミでは石破茂、小泉進次郎の名前が出てくるけど、本人がどこまで本気なのかが見えてこない。野田聖子さんは推薦人さえ集まれば出るでしょう。
石破さんにしても、岸田(文雄)さんにしても、ちょろちょろと狼煙を上げるだけで、出るのか出ないのか分からない。本来は今頃からもっとがんがんアピールした方がいいと思うけれど、早くからやりすぎるとつぶされるという意見もあるから。でも、今のままじゃ戦えないんじゃないかな。
『宏池会』(岸田派)は一本釣りのいい草刈場になっているみたいだね。岸田さんがおとなしくてハッキリしないから、みんな餌食にされている。『平成研究会』(額賀派)は、会長が竹下さん(竹下登元首相の弟、亘氏)に変わるというし、派閥自体がガタガタしている。額賀さんは会長を辞めると言ったけど、いつ辞めるかは言わないらしい。
もし、平成研が石破さんを支持して、進次郎が応援団にでもなれば、大きな勢力になるだろう。地方の党員票の比重を大きくするように総裁選の仕組みが変わったので、その点では石破さんは有利になった。野田さんや平成研あたりを巻き込めば、議員票で負けても、党員票でいい勝負になる。
石破さんが国会議員に人気がないのは、言うことが評論家的で、離党した過去があるから。他派閥から引き抜いて票集めするような政治的な動きも苦手なんだろう。