アメリカには理論上、完全犯罪を成し遂げられる場所が存在する。イエローストーンの西側にある「死のゾーン」 (3/4ページ)

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・死のゾーンを利用して実際に起きた事件
 カルト教授がこうした抜け穴エリアの存在を指摘してからすぐに、この死のゾーンの抜け穴効果が試される事件がさっそく起こった。

 イエローストーン内のモンタナエリアで、ハンターが違法にヘラジカを撃った。このハンターは逮捕されたが、無罪になるためにカルト教授のこの論理を利用した。

 ワイオミング管轄区だがモンタナ州エリアに住む人たちで陪審を結成するよう要求したのだ。

 そのセクションも陪審の務めを果たせる住民はそう多くなく、12人の陪審を選ぶことは不可能ではないにしても、非常に難しくなった。

 さらに不運なことに、裁判所もこの議論を退け、ハンターは控訴せずに司法取引をした。

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・議会は特に問題視していない
 こうした"法の抜け穴"問題を解決するには、イエローストーン内のアイダホ州やモンタナ州にはみだしエリアをその州の法的管轄区にする、管轄地域の境界線を引き直しをすることだ。

 だが、議会はこの"死のゾーン"が問題だとは考えていない。米司法省は、別の州もしくは管轄地区で犯罪を犯した者を裁く場合は、"無害の手続き瑕疵(かし)"だとみなされると主張している。たとえ問題のその瑕疵が修正第6条を明らかに違反していてもだ。

 カルト教授は改めて強調する。「裁判所は、わたしの言う抜け穴の存在を認めるかもしれないし、認めないかもしれない。
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