アメリカには理論上、完全犯罪を成し遂げられる場所が存在する。イエローストーンの西側にある「死のゾーン」 (1/4ページ)
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2005年、ミシガン州立大学の教授が、罪に問われず完全犯罪を成し遂げる方法という論文を発表した。当然のことながら彼のこの論文は広く注目を集めた。
完全犯罪を扱った多くのフィクションものと違って、このシナリオは、極めて現実的、十分に実現可能なことだからだ。
なぜならイエローストーンには「死のゾーン(ゾーン・オブ・デス)」と呼ばれる法の空白地帯が存在するのだ。
・イエローストーン国立公園の西側にある死のゾーン
法律学教授のブライアン・C・カルトの言う完全犯罪とはこうだ。
アメリカの有名な火山地帯、イエローストーン国立公園のいわゆる西の際に"死のゾーン"と名づけられた50平方マイル(130平方キロ)のエリアがある。
ここは法の空白地帯で、ここで殺人などの重大犯罪を犯しても罪をのがれることができるというのだ。
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・州またぎとなっている死のゾーンは犯罪天国エリア
広大なイエローストーン国立公園の大部分は、ワイオミング州にある。しかし、北のはずれと西のはずれは隣接しているモンタナ州とアイダホ州にはみだしている。
このわずかな場所が、微妙に不完全な合衆国憲法修正第6条のおかげで、無法地帯と化しているのだ。