中国政府が労働者の脳から直接データを取り出す計画を推進中(中国) (2/4ページ)

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・政府助成プロジェクト「ニューロキャップ(Neuro Cap)」

 この研究を進める中心の一つが、寧波大学で実施される政府助成プロジェクト「ニューロキャップ(Neuro Cap)」だ。

 ジン・ジア准教授によると、重要なポストに感情的な従業員がいると生産ライン全体に影響を与え、自分だけでなく周囲の安全をも脅かしかねないという。そこでシステムから警告が発せられた場合、その従業員には休暇を取るよう求めたり、重要でないポストに異動したりするようにする。

 ジン氏によると、使用前、労働者はまずデバイスに対して恐怖や疑念を抱くようだ。心を読まれるのではと恐れ、抵抗感を示すのだ。しかし使用してしばらくすれば、通常の安全ヘルメットとなんら違和感がないことを理解し、1日着用したままでも平気になる。

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・脳波測定の大規模実施は中国だけ

 現在、中国政府の脳測定技術は西側諸国のものと同レベルだが、職場において大規模に採用しているのは中国しかない、とジン氏は話す。例えば、米国では競技のパフォーマンスを改善する目的でアーチェリーの選手に採用された程度だ。

 ここから収集されたデータは、今後数年間、中国企業に競争力を与えることになるかもしれない。また速度や感度が改善されれば、このデバイスを”メンタルキーボード”として利用し、考えるだけでPCや携帯電話などを操作できるようになるかもしれない。
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