金本知憲×鳥谷敬「次期監督の座を巡って冷戦勃発中」 (1/2ページ)
昨季ペナントでは広島の後塵を拝して2位、CSでもDeNAに早々に敗れた阪神タイガース。リベンジを期するも、4月にして早くもチーム内から不協和音が聞こえてきた。
「チームの顔にこの仕打ちはひどい。開幕からこれまで調子が上がってこないのもしょうがないよ」
とある阪神OBが憤りを隠さないのは、金本知憲監督(50)の、鳥谷敬内野手(36)への処遇である。鳥谷は今季、不慣れなセカンドへコンバートされて調子を崩したうえに、途中出場も多く、打率は1割5分4厘(4月21日現在)と低迷中。
「金本監督が就任した16年、鳥谷はキャプテンを任されながらも大スランプに陥り、打率は2割台前半に落ち込んだ。若手の北條史也(23)の台頭もあり、翌17年には、定位置だったショートからサードにコンバート。これに奮起したのか、17年は3割近い打率を残し、サードでゴールデングラブ賞まで獲得したのです。ところが、今度はたった1年でセカンドですからね(苦笑)」(阪神番記者)
鳥谷のポジションが二転三転する裏には、金本監督の“愛弟子”の存在がある。
「昨季、入団年にブレイクした大山悠輔内野手(23)です。金本監督が才能にほれ込み、スカウトを説得してドラ1で獲得したほどで、将来はなんとしても4番サードとして大成させたい。大山かわいさに鳥谷を再び定位置から押し出した格好です」(スポーツライター)
早稲田大学在籍時から野球エリートの道を歩んできたクールな鳥谷と、ドラフト下位からのし上がった熱血漢の金本監督。経歴も性格も正反対と言われるだけに、ソリが合わないのは当然かもしれない。
16年にそれまで5年にわたり続けてきた鳥谷の連続試合フルイニング出場記録を金本監督がとぎれさせたのも、溝を深めた要因とも言われる。だが、スポーツ紙デスクが語るには、そんなことより最も大きな遺恨のタネが「次期監督の座」だという。
「阪神の生え抜き監督においては、岡田彰布氏や故中村勝広氏が歴任したように、早稲田大学出身者が本流と言われています。