「一流のプレゼン」と「三流のプレゼン」はどこが違うのか? (1/2ページ)
どんな仕事でも人前で話す場面は必ずある。プレゼンや営業はもちろん、チーム内での自分の考えを伝えるときなど、相手の心を掴めるトークができるかどうかでその人の評価は大きく変わる。
そんなビジネスパーソンいとって必須スキルであるトークを磨ける一冊がある。『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン著、中西真雄美訳、新潮社刊)だ。
「TED」とは、テクノロジー、エンターテインメント、デザインの分野から感動や衝撃をもたらすアイデアを紹介し、広めていくことを目的とした非営利組織(NPO)だ。その壇上では様々な人たちの一流のトークが披露され、スピーチやプレゼンのお手本として知られている。
本書では、そんなTED流のトーク術が「内容・ストーリー・構成」と「伝え方とスライドデザイン」の二つのポイントで解説されている。そのTEDのプレゼンスピーチ術の極意から、社内プレゼンや営業などに活用できるノウハウを紹介していこう。
人前で話すときにやりがちなのが、「えーと」「あのー」を多用し、間を持たせようとすることだ。
その発展型として、「それで」「実は」「要するに」といった、本来意味があるはずの接続詞を、文脈に関係なく使ってしまう人もいるだろう。
「間もたせの言葉」を多用すると、話し手の未熟さが露呈するだけでなく、内容が不確かだという印象を与えてしまう、と著者は述べる。これを防ぐには「一気に話し、適度に間を置く」テクニックが有効だ。
間もたせの言葉が口から出そうになったら、あえて間を置く。すると、自制のきいた人物というオーラが醸し出されるばかりでなく、聞き手にとっても、今聞いた内容を頭の中で整理する時間が与えられるというメリットがあるという。
■人前で話すときの理想的な立ち方プレゼンやスピーチをするとき、どんな姿勢で立っているだろうか?
著者は次のような姿勢は絶対に避けた方がいいと述べている。