天才テリー伊藤対談「枝野幸男」(3)党の方針を伝える努力が大事ですね (2/2ページ)
例えば、公文書の改竄問題を踏まえて公文書管理法の改正案を提出していますし、この前も自民党の生活保護についての法案に対し、こちらはかつて生活保護で助けられた経験を持つ国会議員2人が、本会議の檀上で対案を出しました。でも、こういうことって全然伝わっていないでしょう? だから、こちらも伝え方を変えていかないといけないですね。
テリー 具体的には?
枝野 幸いなことに、前の選挙でSNSが有効なツールになることが、ある程度、認識できたんですよ。例えば、SNSで「野党は批判ばっかりでけしからん」みたいな書き込みがあると、私は「いや、何でも反対じゃなくて、今日の本会議で可決された法案はうちも全部賛成ですよ」みたいな感じで引用リツイートをするんですよ。
テリー ああ、そういう形で党の方針を拡散していくわけですか。
枝野 はい、仕事として当たり前のことをやっているという意識でしたから、我々も伝える努力を怠っていた部分もあります。それを今、一生懸命やっているところです。そういうことを繰り返し言い続けることはやはり大事で、少しずつではありますが、党内の雰囲気も変わってきていますね。
テリー それを伝えないマスコミにも責任はありますかね。
枝野 当分成立する見通しがない法案について「あまり取り上げる価値がない」とマスコミが判断するのは、しかたないと思います。それこそ、我々がビラなんかできちんと告知するべきことですし、実際、地元では「安倍さんは、けしからん!」ではなく「我々はこういうことを実現します」という話をしていますので。