あまりにもUFOブームが盛り上がってしまったので、UFO情報の証拠をなかったことにしようとしたイギリス国防省 (3/4ページ)
・報告書の著者が個人的に関与?
報告書の著者が個人的に関与していたことも明らかになっている。1950年代から同じ調査票が利用されてきたことを指摘しつつ、その人物は「当時、空軍内を飛行し急襲した後で、自分自身も調査票に記入した」と述べる。
一方で、メディアが彼が携わっていた戦略的防衛イニシアチブや弾道ミサイル防衛といった他の任務と結びつけるであろうことを懸念し、自身の露出は控えている。
・これ以上UFOブームが盛り上がらない為に
ファイルから明らかになったことは、担当者がUFOマニアをさらに駆り立てることを恐れていたことだ。「UFOビジネスを拡大し、それによって国防に関するメッセージが一般から誤解されるようなことがないよう、細心の注意を払わねばならない」とある覚書にはある。
その一方で、「パブリックドメインでの非公開を確保すると同時に、国防省が何らかの秘密を隠していると疑われることがないよう、分類は低くするべきだ」とも配慮されている。
・宇宙人など存在しない。と結論づける
報告書は2000年に完成した。